後編では誰でもどこでも情報にアクセスできるようになったことによる、変化について前編とは違う角度でお伝えしていきます。
SNSのインターネットの発展による変化(前編) はこちら↓↓↓
目次
- 鎖国時代が終わった
- 情報化社会によるきっかけの増
- 嘘はつけない時代に
- SNS社会で勝ち残っていくためには
鎖国文化の終わり
インターネットやSNSが普及される前の美容室といえば、他社さんとの交流もなく、情報もなくほぼ『鎖国状態』だったのではないでしょうか?仕事の日はもちろん、休みの日もお店のスタッフと過ごし、美容師以外の友人とご飯に行く機会もない。
自社の仕組みや環境が異常だったとしても、周りの状況や情報を知る事がないためその異常さに気づく事がない。気づく頃がなければ自分の身の回りで起きている事が『普通』だと認識して不満が起きるきっかけもなく、離職に繋がる事が少ない。と。
しかし、情報にアクセスする事ができるようになり、自社と他社、他業種との比較を簡単にできるようになり、あれ。うちの会社っておかしいんじゃないの?お給料これって普通なの?と疑問を持ち出す事が増えた。
更に、他社の美容師さんとコンタクトを取る事も簡単になり、直接会って交流する機会も増えました。自社のスタッフさんには相談できない事も相談できる状況ができ、他社ではどうなのかリアルな声を聞くこともできるようになった。
鎖国状態が終わり、集客面だけでなく、働く環境の情報交換が活発になったのも大きな変化ではないでしょうか?
情報発信によるきっかけ増
他社の情報に触れる機会が増えただけでなく、自社の情報を発信、目に触れる機会を意図的に増やす事ができるようになったと言うのも大きな変化です。
それぞれの企業様が自社の情報を発信することにより、今まで転職しようと意思を持ち、行動に移して初めて情報が入るという形だったのが、今何も問題視していなくても生活していれば他社の情報が入ってくる状況になりました。
自分から情報を集めるハードルが下がり、自然と情報が入る状況も重なり、自社の状況に疑問を持つきっかけが圧倒的に増えたのです。
嘘はつけない
これだけの情報化社会の中で、嘘偽りを発信する事は不可能になりました。求人広告上でどれだけ魅力的に見せたとしても、内部からも外部からも簡単にめくられてしまい、むしろデメリットの方がかなり大きくなります。
情報に触れる機会が増え、嘘がつけない状況になったことによって、本質的な部分での戦いになっている。本来あるべき姿になったと言うことで働く側と業界的な視点で見ればこれは素晴らしいことです。
SNS社会で勝ち残っていくためには
本質的な部分を改善、改良し発信を続けていく事。ここに集約されます。もはや必殺技はありません。どれだけスタッフの事を考え本質的な理念の元動けているのか。自分の儲け優先した組織作りではなく、関わる方の幸せにフォーカスした生き方ができているのか。
瞬間的に見せ方が上手い人、企業が勝つ構図になっていましたが、ハリボテではなく本来やるべき事を在るべき姿で形にするシンプルな戦いになってきたように思えます。